6月22日 九州地区インカレ一回戦 vs福岡経済大学 13:55〜(九州共立大G)



大学 R
福経大
大分大 X


福経大) 宮永、余-上戸
大分大) 竹本-山口雄

☆野手成績

名前 学年 打率
C 天 根 松江北・2 4 1 0 0 1 .273
D 吉 岡 佐鶴城・2 3 1 1 1 1 .385
B 田 丸 松山北・2 3 1 0 1 0 .600
E 松 嶋 浜田・3 4 1 1 0 0 .417
DH 茂 刈 豊浦・3 3 0 0 1 0 .429
HD 松山司 武岡台・3 1 0 0 0 0 .000
RD 花 田 大舞鶴・1 0 0 0 0 0 -
A 山口雄 双国・4 4 1 0 1 0 .667
H 松山樹 川辺・3 1 0 0 1 0 .000
H9 安 在 延岡商・2 2 2 0 0 0 .667
F 阪 上 新浜東・3 4 1 0 1 0 .250
G 古 市 南種子・1 3 1 1 0 0 .500
32 9 4 6 2 .281


三塁打 天根、安在
犠打 田丸、松山樹、古市
盗塁 天根

☆投手成績

名前 学年 防率
竹 本 鳥取西・4 9 3 3 10 2 2 125 1.20



☆試合評

 九州地区インカレは強い日差しが差した直後に激しい雷雨に見舞われるなど目まぐるしく天候が変化した荒れ模様の北九州で開催された。
 1回表大分大先発の竹本(4年・鳥取西)は立ち上がり2者に死球を与えるものの併殺で切り抜ける。
 その裏大分大は先頭の天根(2年・松江北)が左中間を破る三塁打を放ちいきなり先制の好機。ここで2番打者吉岡(2年・佐伯鶴城)の2球目が捕逸となり労せず先取点を挙げる。
 2回裏には先頭の山口雄(4年・双国)の内野安打を足掛かりに四球などで二死ながら満塁とすると、吉岡が冷静に押し出し四球を選び2点目。後続は凡退するものの貴重な2点目を奪う。
 しかし4回表の守り、竹本は連続四球の直後に6番早場に適時右中間三塁打を浴び同点とされる。
 突き放したい大分大は5回裏、先頭の天根が失策で出塁すると、盗塁と田丸(2年・松山北)の右前安打で一死一、三塁とする。ここで迎えた主砲松嶋(3年・浜田)がしぶとく左前に運び勝ち越しの3点目を挙げる。6回裏にも先頭の代打安在(2年・延岡商業)が右越え特大三塁打を放つものの、後続が続かず絶好の好機を生かせない。
 大分大1点リードのまま試合は膠着したが、8回裏大分大は失策と内野安打で一死一、二塁とすると8番阪上(3年・新居浜東)が左前適時打、更にその後の相手失策に好走塁で乗じ尚も二、三塁とすると9番古市(1年・南種子)が決定的な5点目となるスクイズを成功させる。
 先発の竹本は3死球を含む計10四死球と大きく制球を乱しながらも130km/h台中盤の速球と縦のスライダーを軸に福岡経済大打線を散発3安打に封じ込め2失点完投。
 4併殺を完成させ、無失策と堅守を見せた大分大が5-2で福岡経済大を破った。

☆好守披露!

 5回の守備で一死一塁から相手打者の打球は左翼阪上(3年・新居浜東)の正面へ。阪上は出足鋭く前進すると地面スレスレでこの打球を処理し、そのまま一塁へダイレクト送球。見事な守備で併殺を完成させ5回裏の勝ち越し点へとつながるリズムを生み出した。

☆荒れ模様の天候に苦戦

 この日は午前中は雷を伴う激しい雨が散発的に起こったが試合開始の14時頃には強烈な日差しが差し込んだ。湿度が非常に高くなったが、試合終盤は再び曇り空から雨足が強くなるなど北九州の梅雨空に大きく苦戦した。